6か月ケンタッキーでバイトした私が、どんな感じなのかや、雰囲気、働く内容、時給など経験を項目ごとに書いていきます。
ケンタッキーバイトの簡単な説明
- 稼げるのか
一番はこれですね!まず時給は、1000～1400円ぐらいで場所によって変動します。私が働いていたところは青森で、田舎だったので1100円だったのですが、最低時給が９５０円くらいということもあり、まあまあ高いほうでした。全体的に見ても悪くないのかなと思います。
- 働く内容
働く内容としてはホールとキッチンがあり、ホールではチキンを箱に入れたり、提供したりします。キッチンはチキンを焼いたり、バーガーを作成したりします。簡単に言うとこんな感じです。どちらをやるのかをおそらく面接時に聞かれると思います。
- 厳しいのか
結論から言うと、礼儀やルールには厳しいです。大手ということもあり、マニュアルがしっかりあり、口調や衛生面には特に厳しいです。とはいえ、ちょっとめんどくさいと感じる程度でそこまで気にする必要はありません。店長がしっかり教えてくれるのでそれに従えばよいだけです。
- 身だしなみ
服装は厳しいです。ピアスやネックレスは勤務中に着用できません。しかし、髪型や色は自由なところが多いです。勤務中は髪をまとめて帽子をかぶり、既定のユニフォームで働くことになります。面接時は清潔感に気を付けてください。
- 年齢層
朝や、昼の時間は主婦が多く、夜は学生が多いです。学生の方は友達が作りやすい環境だと思います。シニアの方も多く田舎では、シニアの主婦の方が多くいると思います。
私の体験
私は、17時から22時で出勤することが多かったです。ホールで接客や、提供を行っていました。ですので体験は、ホールの話がメインになります。21時に閉店する店だったので1時間くらい締めの作業をして終ったら帰れるという感じです。締めはそれほど苦ではなく、洗い物や片付けが主な締めです。
- はじめたての頃
まず最初にやらされたことは、タブレットで提供の仕方、チキンの盛り付け方、バーガーなどの作成方法などの映像を見ることでした。しっかり時給は発生するので適当に見ていたのですが、そのあとクイズがあり、とても大変でした。とはいえクイズに不正解だったとしても答えなおしになるだけで何もありません。単調な作業を繰り返すだけの時間です。眠気との勝負！！！私は辞めるまでに一番きつかったのはコレでした。その映像がたくさんあり、3日は映像を見てクイズに答えるだけで終わりました。そのあとは、現場とタブレットの繰り返し。1週間くらいですべて終わり、タブレットを見なくて済むようになりました。ちゃんと覚えなきゃダメなんじゃないの？と思うかもしれませんがご安心ください。私はほとんど覚えずに現場に入り、指摘されながら覚えました。周りに聞けば大丈夫です！！！強いて言うなら、チキンの名前は覚えたほうが良いくらいですかね。指摘すらわからなくなってしまいます。
- 接客について
私が一番苦労したのは接客です。語尾に「ございます」とつけることや、マニュアル通りにしなければならないドライブスルーでの客とのやり取りがとても大変でした。マニュアルを覚えるまでは、マニュアルが書かれた紙を持って、それをそのまま読みながら覚える感じです。特に注意されたのが、口調です。語尾に「です」「ます」を使うことが染みついている日本人なので、「ございます」を使うのは全く慣れなかったです。何回も注意されながら覚えました。厳しそうではありますが、店長はめちゃくちゃ怖い感じでもなかったので怒るということはなかったです。ちゃんと直そうとしていれば、怒られることもないと思います。私の店長は、厳しいけどあまり嫌われてはいない学校の先生という感じでした。店長によってどんな感じになるのか左右されるところはありますが、そんな怖い人はいないと思います。
- うれしいこと
皆さん、売れ残ったチキンはどうすると思いますか？持って帰れるのか、捨ててしまうのか。答えは残念ながら捨ててしまいます。一番悲しい瞬間はコレです。しかも、捨てたチキンの写真を撮るという徹底ぶり。こっそり持ち帰ろうとした私の心を打ち砕きました。仕事が終わり、おなかが一番すいている時に行うこの所業。苦行・・・！拷問に近い代物であります。そんな苦しい思いをした時期もありました。しかし転機・・・店長がいないとき、長く続けている先輩がばれずに持ち帰るという素晴らしいことを一緒にしてくれました！！つまり協力者。それさえいれば持ち帰ることも可能なのです。しかし、そんな素晴らしい先輩がいなければ持ち帰ることは不可能です。自分が長く続けて穴を見つけるしかないのです。そこには協力プレーが必至！！！うまくやるしかありません。
- まさかの瞬間
店長にはたくさん注意、指摘されてきました。そんな厳しい店長でしたが、まさかの出来事が起こったのです。ある日、廃棄のチキンをすべて買い取り、みんなに分けていたことがありました・・僥倖・・・！その瞬間涙が出そうになりました。圧倒的感謝っ・・・！もらったのはチキン約8ピース。今まで食べたチキンの中で一番ウマかったです。結局こんな奇跡は一度きりでしたが、最高の瞬間でした。皆さんも続けていればこんな瞬間が訪れるかもしれません。良いこともめんどくさいこともたくさんあったケンタッキーでのバイト。やってみればいいことがあるかもしれません！
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